とてもお世話になった方の訃報が届いた。
元々数年前から病気をしていたのは知っていた。
そう遠くないいつか、こんな日が来ることは分かっていたはずなのに。
今の職場に入るきっかけになった方で、就職してからもとても可愛がって頂いた。
病気をしてから他の経営陣といろんなゴタゴタがあったらしく、数年前に辞めて遠方へ引っ越された。
ゴタゴタの内容は私達下っ端には断片しか聞こえて来なかったので、結局何があったのかわからないままその話題は社内ではタブーになっていった。
結局会社で訃報のお知らせは回ってこなかった。
こそこそと人伝えに聞き、お通夜へ行くらしい上司に香典を託した。
なんだか全然信じられなかった。
周りは飛行機やら弔花やらの手配で相変わらずバタバタしている中、端々と仕事をこなした。
いつものように少し残業してから会社を出る。
車に乗り込み、一人になった途端、涙がボロボロ出て止まらなくなってしまった。
可愛がって頂き、色んなことを学ばせてもらい感謝していること。
前と変わらず尊敬していること。
もっと色んな話がしたかったこと。
いつか言おうと思って、永遠に伝えることができなくなった言葉。
取り返しがつかないってこういうのを言うんだと思った。
生前は精力的に仕事をこなされる方だった。
どうか安らかに、ゆっくり休んでください。
お疲れ様でした。
自分でもびっくりするくらいヘコんでたのでなかなか更新できなかった。
後でまとめて更新しよう。
何があっても衰えない自分の食欲が怖い…
posted by snail at 12:57|
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