2004年07月20日

ファイナル・ミッション 道原かつみ

finalmissionファイナル・ミッション 道原かつみ(新書館)

かなり前からレビューを書こうと思ってたんだけど、
なかなか機会がなかったので今ごろ。



特捜司法官。あらゆる電磁波を認識し、天体望遠鏡なみの照準機能をそなえた銀色の人工眼球を持つ合成人間。
司法コンピュータと同等の判決能力を有する彼らは、刑事であり検事であり裁判官であり、死刑執行人。

正義感あふれる日本州警の若き警部補・六道リィンは、ある事件を通して、女性の姿をした特捜司法官・ジョーカーと出会い、そして二人はいつしか恋に落ちる。
あるときは“男”,あるときは“女”,変身能力を持つジョーカーに振り回されるリィンだが,合成人間の寿命は45年。特に特殊な任務をこなす特捜司法官は、寿命を待たず35年で解体処分される。
ジョーカーが解体処分されると知ったリィンは……?!



JOKERシリーズ最新刊。
18年の歳月を経てとうとう完結。
私は雑誌を読んでいたわけではないけど、中学か高校生くらいの時からずっとコミックスが出るたび買って読んでるのでなかなか感慨深い。
途中で連載が数年あいたりするので、このまま完結しないのかなーと思ってたら、きちんと終わらせたのでちょっと感心した。

人間と合成人間の恋が、何もかもハッピーエンドで終わることはないのはわかるけど、読んでて悲しい終わり方じゃなかったのでよかった。
でもやっぱり切ないねぇ。

ジョーカーが男でも女でも、合成人間でも特捜司法官でも、ジョーカーそのままを愛しているリィンは(まぁ男ジョーカーだったらかなり困ったり慌てたりしてるけど(笑))すごくいい男だなぁと思う。
ジョーカーにはそういう存在がいることが救いだし、そういうリィンだからジョーカーも好きになったんだよねぇ。
特捜司法官として生まれ、特捜司法官として解体処分される。
自分の運命を誰よりも理解し受け入れているジョーカー。
最後の任務を遂行することが、リィンへの愛の証なんだろうね。
そんなのって切ない。


でも人間同士でも別れは必ず訪れるし、それは別れを告げることもできないほど突然やってくることもある。
そういう意味では、最後の時を一緒に過ごせるってことはそれほど不幸せではないのかもなぁと思ったり。


うーん、まとまらないなぁ。
読んでない人には意味不明だし。
まあ、読んでおいて損はない漫画なので、どうせなら最初からきちんと読んでほしいなぁと思う。
段々可愛くなってきてるけど、顎の割れたおっさんを描かせたら日本一(私認定)な道原かつみさんの絵も素敵だし。
私も全巻持ってるはずなのに見当たらないので(何回も引っ越してるのでどこかに紛れてしまったんだろうなぁ(涙))、揃えなおそうかな。

かなり今更ですが ぐんにょりなblogやもしれず。 さんにトラックバック。
自己満足なコーナーを取り上げていただきありがとうございました。
posted by snail at 15:35| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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